ご結婚、ご出産のために看護師業務から離れていた方や、一般企業へご転職されていた方など、
看護師としてのブランクがある場合、「本当に入職できるのか」「入職しても長く働いてけるのか」と、不安に思う方は多くいらっしゃいます。
ここでは、看護師としてブランクのある方が美容クリニックへの転職を目指す際に、面接でよく聞かれることや、入職に向けて準備しておきたいことについてご紹介します。
面接時の服装、身だしなみ
美容クリニックにおける面接では、服装・身だしなみも合否に大きく関わってきます。
シンプルな濃紺や黒系のスーツにスカートは膝丈、ストッキングはベージュ、靴やバッグは黒で落ち着いた雰囲気が好ましく、就職活動における一般的な服装で臨むのが無難です。
私服の指定がある場合も、柄ものや華美な服は控え、シンプルでフォーマルな服装を心掛けましょう。
髪型もすっきりとさせたほうが、清潔感があり印象が良くなります。
髪が長い場合は、束ねて、前髪は目にかからないようにするのがポイントです。
また、面接を受ける美容クリニックのイメージに合ったメイクを心がけると、より良い印象となります。
面接で聞かれること
面接ではご自身の考えや意気込みなどを踏まえて質問をされることが多いので、志望理由や転職の目的を明確にして、臨むようにしましょう。
まず聞かれるのは、志望理由です。数多くの美容クリニックがある中で「何故うちを選んだのか」は、採用者側は非常に気になります。
この質問の回答で、意欲がどのくらいあるか、先を見据えて長く勤める気持ちがあるのかを見ています。
面接予定の美容クリニックのHPや採用ページを事前に確認するなど、情報収集をしっかりと行うことが大切です。
次に多く聞かれるのが、退職理由とブランクがある理由です。
しかし、聞かれたこと以外、自ら話す必要はありません。
結婚や出産など退職理由はできるだけシンプルに話した方がいいです。
当然ですが、前職への不満や批判などネガティブな話は、マイナス印象になるので控えましょう。
入職前の準備
以前は看護師の現場にて第一線で働いていた方でも、いざ現場復帰をしてみると、忘れていることや、勉強しなければならないことがたくさん出てきます。
美容クリニックの看護師としては新人となるため、謙虚な気持ちを持って取り組んでいくことが大切です。
現場に慣れるまでは大変ですが、1つずつ業務をこなし、看護師としての感覚を取り戻せるようにしましょう。
またブランクのある看護師のために、研修制度を設けている美容クリニックは多くあります。現場に入ってから学べる環境もあるので、その点も視野にいれて転職先の美容クリニックを選ぶと良いでしょう。