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ピーリング治療で看護師が行う仕事内容とは

ピーリングとは、皮膚に蓄積された余分な老廃物を剥離し、皮膚表面を再生する治療方法です。 
 
紫外線や乾燥、ストレス等により正常な肌機能が失われてしまうと、くすみやざらつき、毛穴の汚れ、小じわ、毛穴の開き等のトラブルを引き起こし、肌の老化を進行させます。
 
普段、洗顔を念入りに行っているつもりでも除去しきれない汚れまで、肌にダメージを与えることなく除去することで、美肌の要となるターンオーバー(新陳代謝)の促進が期待できます。
 
ピーリングは、ニキビやニキビ跡の治療にも効果的です。ニキビの治療は、内服薬や外用薬で時間をかけて回復させていくことが多いですが、新しい治療法の一つとしてピーリング療法が注目されています。
 
今回は、今注目されているピーリング治療で看護師が行う仕事内容について、ご紹介します。

ピーリング治療の内容と効果

皮膚に蓄積された老廃物は、肌の奥深くまで侵入し固く詰まってしまっているため、なかなか排出されにくい状態になっています。
 
ドラッグストア等で購入できるピーリング効果のある洗顔剤やパックなどでも、ある程度の老廃物が除去され、肌のくすみやざらつきを改善することができますが、肌の奥深くに溜まった老廃物までは除去することができず、肌表面を過剰に刺激し、肌荒れや毛穴の開きを悪化させる恐れもあるようです。
 
一方、美容クリニックで行うピーリング治療では、肌表面に酸性の薬剤を塗布することにより、肌の奥深くに詰まっている老廃物を溶かし、排出されやすい状態を作ります。
 
エステサロンでもピーリングを行っていますが、美容クリニックでは医療機関でのみ使用が許可されている高濃度薬剤を使用しますので、より高い効果を期待することができます。また、医師の診察に基づき使用する薬剤が選ばれ、塗布時間が調整されますので、副作用や治療後の肌トラブルも殆どなく安心です。
 
薬剤の塗布や治療中の皮膚観察、アフターケアは看護師が担当します。看護師の役割は非常に大きく、治療技術だけではなく、医師と同様に美容医療に関するあらゆる知識を身に付けていかなければなりません。

ピーリング治療後のケア

ピーリング治療では、治療後のケアが肌トラブルを予防する上で大変重要になります。薬剤を塗布した肌は、角質層が一枚剥がされた状態になりますので、肌本来が持つバリア機能が低下しています。
 
そのため、乾燥や紫外線など刺激によるダメージを受けやすく、肌荒れや炎症を起こしやすくなっていますので、細心の注意が必要です。
 
最も優先されるケアが、肌の保湿です。治療直後に、保湿効果の高いアロマテラピーや美容オイルを用いたトリートメントを行うとより安心です。また、日中の紫外線対策、朝晩の洗顔で肌に負担をかけないよう指導を心がけることで、治療効果をより高めることができます。

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