転職は人生において、とても重要なターニングポイントとなります。すなわち、失敗してしまったら、人生にも大きな影響が出てしまう、ということ。美容クリニックへの転職を成功させるためには、過去の失敗事例から学ぶことが大切です。
転職では、こんな失敗例が!
まずは、実際に美容クリニックに転職した人が「失敗した!」と感じた看護師さんの、具体的な事例を見てみましょう。
【失敗事例1】収入面に不満
・高い給料につられて転職したが、提示金額は残業の多い繁忙時のもので、総額は大きく下がった。
・ノルマによる歩合制で、達成できないと給料が極端に少ない。
・夜勤がなくなった分、体は楽にはなったが、手当がないので給料は大きくダウンした。
・収入は増えたけど、美意識の高い人が多いので、美容にお金がかかる。結果、以前より自由に使えるお金が少なくなった。
【失敗例2】理想と現実の差
・ノルマが多く、看護師業務とは別のストレスを感じて離職した。
・施術後に営業をさせられる時間がある。看護師ではなく営業職になったみたいに感じる。
・施術に専念していたら、接客態度が悪い、愛想が悪いとクレームがついた。
・来店するのが患者ではなく「お客様」なので、わがままな人も多い。
・病気やけがと違って、患者様が回復するのを一緒に喜べず、感謝されることも少ない。
・プライベートが充実すると聞いて転職したのに、繁忙期には残業や休日出勤が多く、実際の勤務時間は総合病院時代とそれほど変わらなかった。
【失敗例3】スキル面の失敗
・未経験歓迎と聞いて転職したのに、教育もなくわからないことばかりで辛い。
・これまでの仕事以上にスピードと効率が求められ、ついていけない。
・ベテラン並みの技術力を求められ、出来ないと怒られる。
・看護師スキルには自信があるのに、接客スキルがないことで落ちこぼれ扱いされる。
・自由診療のため、次々と新しい技術が導入され、覚えきれない。
【失敗例4】人間関係の失敗
・女性ばかりなので、女子高の延長みたい。誰かが休みだと、その人の悪口ばかり言っている。
・美意識が高い人が多く、毎日バカにされて辞めた。
・転職先の美容クリニックには派閥があって、両派閥から所属を強要された。
・先輩看護師からのいじめにあった。
・職場内カーストがある。
失敗例から学ぶ、転職を成功させる方法
どんな職場にでも、多かれ少なかれ、不満に思うことはあるものです。しかし、転職前に失敗例を知っていたら、ある程度の離職リスクは減らせるのです。
自分が転職先に望むことを確認しておく
転職をする際、自分がどんな条件を希望しているのかを整理することはとても大切です。もちろん、お給料がよくて、ノルマもなくて、勤務時間も少なくて、職場のみんなが優しい職場が誰だって理想でしょう。しかし、現実的にはどれかをあきらめなくてはならないケースもあります。
そんな時、希望の優先順位さえつけておけば、再度転職活動をしなくてもすむかもしれません。例えば、収入に重きを置くのなら、ノルマがキツくても「がんばろう」と思えますし、勤務時間に重きを置くのなら収入が減少してもプライベートな時間確保のためと思えばガマンできます。
新しい仕事に対して、どんな条件が重要なのかを確認しておくことが、失敗を防ぐ第一歩です。
転職サービスを使ってマッチング率をあげる
転職に失敗しないためには、自分に合ったクリニックを探すことが大切です。最近ではインターネットから、誰でも簡単に情報を得ることができます。
しかし、そうして得られた情報の正確性は高くないかもしれません。しかし、転職サービスのキャリアアドバイザーなら、その美容クリニックに実際に訪問しているので、正しい情報を持っています。
さらに、美容クリニックが求めている人材についても正確に把握しているので、マッチング率がとても高いのです。また、転職してから「話しが違う!」という場合も、親身に相談に乗ってくれますよ。
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