転職活動に欠かせない2つの書類、履歴書と職務経歴書。履歴書は就職活動の時にも書くので知らない人は少ないでしょうが、職務経歴書って何? という方も多いのではないでしょうか。今回は、転職の際に重要な書類の一つである職務経歴書の書き方についてご紹介します。
職務経歴書って何?
転職を経験したことがないと、職務経歴書自体を知らないという方も多いですよね。そもそも職務経歴書とはどのような書類なのでしょうか。また、なぜ転職に必要なのでしょうか。
そもそも職務経歴書とは?
職務経歴書とはその名の通り、これまでの職務や経験を記載する書類です。履歴書に書ききれないキャリアや能力について、業務内容などを交えながらより具体的に伝えるためのものとなります。勤務先や配属された診療科によってスキルに大きな違いがある看護師にとって、職務経歴書は他の職業以上に重要な転職ツールとなるのです。
なぜ履歴書以外に職務経歴書が必要なの?
履歴書には、卒業した学校や勤務した病院の名前を書く欄はあっても、具体的に自分がどのような経験をして、どのようなスキルを持っているのかを書く欄がありません。そこで、業務で経験したことや、習得したスキルなど書いた職務経歴書を添えて、自分が即戦力であることをアピールすることができます。
転職に有利な職務経歴書とは?
職務経歴書の重要性がわかったところで、では好条件の転職を成功させるための職務経歴書とはどのようなものなのでしょうか。書き方と、テンプレートのDLについてご紹介します。
職務経歴書の書き方
履歴書はある程度内容が決まっていて、コンビニや文具店で手軽に入手できますよね。一方の職務経歴書は扱っている店も少なく、定型がありません。しかし、難しく考える必要はありません。タイトルに「職務経歴書」と記載し、日付と名前を記載したら、順番に以下の項目を記載していきます。
①勤務していた病院の名前
②勤務していた期間
③病院の規模 (病床数)
④配属先(勤務中に所属した科名)
⑤担当業務
⑥雇用形態
⑦業務内容
この7つの内容を見やすい書式でまとめるだけで、立派な職務経歴書となります。
この方法がオススメ!内定率UPの職務経歴書
採用されやすい職務経歴書とは、どのような内容なのでしょうか。オススメは、自身が採用担当者になったつもりになって書くこと。ポイントは以下の3つです。
(1)よくまとまっている
自身のPRに有効な職業経歴書ですが、たくさん書けばいいというわけではありません。極力シンプルに、わかりやすく書くのがポイントです。これは業務においても、端的かつわかりやすい報告ができるというPRにもなります。これまでの経験にもよりますが、できれば1~2枚にまとめましょう。
(2)読みやすい
自分のことを伝えたくて、つい長文になってしまっていませんか? 作文のような職務経歴書は読む方も疲れてしまいます。箇条書きにしたり、タイトルや見出しをつけたりして、見た目もキレイで読みやすい職務経歴書を作成しましょう。
(3)誤字脱字、修正がない
職務経歴書は、採用を左右する大切な書類です。そんな書類に誤字脱字があったら、採用担当者も思わず苦笑してしまいますよね。書き終えた時点で誤字脱字がないか、確認しましょう。PCで作成した場合は、校閲機能を利用するのもおすすめです。また、誤字脱字を発見した場合も、修正テープなどで上から書き直すのはNG。修正したものを再プリントしましょう。手書きで作成した場合は、面倒でも書き直してください。
テンプレートを上手に活用しよう!
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