ハードな看護師さんの仕事の中でも、「ツラい」という声が多いのが、夜勤。もちろん体力的にもキツいけど、肌荒れをしてしまうのも大きな苦痛の一つですよね。そこで今回は、看護師さん必見の「夜勤に負けない肌荒れ撃退法」についてご紹介します。
夜勤で肌荒れしてしまう理由は?
そもそも夜勤をすることで、肌荒れをしてしまうのはなぜなのでしょうか。まずは肌荒れの原因や肌の仕組みについて、詳しくご説明します。
肌の中で行われているターンオーバー私たちの肌は、基底層(きていそう)という表皮の一番奥にある層で、新しい細胞が作られています。新しく生まれた肌細胞は、表皮の表面部分まで上へ上へと押し出されていきます。役目を終えた肌細胞は垢や角質として剥がれ落ちていき、新しい細胞と入れ替わります。
この肌の仕組みは、新しい細胞ができて表皮の表面部分までに到達するのに約4週間、役目を終えて入れ替わるのに約2週間のサイクルで繰り返されています。この6週間のサイクルを「ターンオーバー」と言います。
肌のターンオーバーは、眠っている間に活発に行われます。つまり、夜勤によって睡眠のリズムが変わると、ターンオーバーのサイクルがくるってしまうのです。ターンオーバーが早くなると、まだ成長しきっていない肌が表面に出てきてしまうため、肌が乾燥し、少しの刺激で肌荒れが起こってしまいます。
また、逆にターンオーバーが遅くなると、古い細胞が剥がれずに肌にとどまってしまうため、肌のくすみやシミや傷が中々消えない原因となってしまうのです。
夜勤看護師の肌荒れ撃退法は?
それでは、夜勤がある看護師でも肌荒れを撃退するにはどのような方法があるのでしょうか。起きてしまった肌荒れを治す方法、なるべく肌荒れを起こさない方法をご紹介します。
しっかり保湿をする夜勤明けに鏡を見ると、肌がテカっていたりベタついていたりすることが多くありませんか?
実は肌のベタつきやテカリの主な原因は、乾燥です。肌が乾燥するので皮脂が多く分泌してしまい、肌がテカったりベタついたりしてしまうのです。乾燥は肌トラブルの大きな原因。たっぷりの化粧水と乾燥を防ぐクリームや乳液で、乾燥を防止しましょう。乾燥がひどい時は、保湿成分のある美容液やパックなどを併用すると、肌トラブルの防止にもなります。
肌のテカりやベタつきが気になって、つい洗顔やクレンジングでゴシゴシと洗ってしまっていませんか?
洗顔時の刺激も、実は肌トラブルを引き起こす大きな原因となっています。クレンジングはたっぷりの量でこすらず、なじませるようにしてメイクを落とします。落ちにくいアイメイクや口紅には専門のリムーバーを使うのもおすすめ。石鹸洗顔の場合は、しっかりと泡を立てて、泡で包むように洗います。泡洗顔が苦手な人は、クレイやミルクなどの肌に優しい洗顔料を使用するのもおすすめです。
仕事に挑む際にバッチリメイクをしたくなる気持ちもわかりますが、長時間の勤務になる夜勤時は、メイクを控えめにするのがおすすめ。夜勤時は日中と違って日焼け対策もあまり必要ないため、強い日焼け止めやファンデーションを使う必要はありません。
1本で美肌を作れるBBクリームや、美容成分の入ったCCクリームなどを使えば、化粧崩れもしにくく肌トラブルの防止にもなります。ポイントメイクも控えめにして、夜勤明けに簡単にメイクオフできるようにしておきましょう。
肌荒れの原因は、肌表面だけではありません。実は体の中からも大きな影響も受けています。特に腸内環境が乱れると、肌荒れに直結してしまいます。バランスの良い食事を心掛け、腹八分目で食べすぎを防止しましょう。乱れてしまった腸内環境は、腸内での善玉菌を増やすことで整います。
また、肌に必要なビタミン類やミネラルが多い食品を摂ることで、肌荒れ改善の効果も期待できます。
色々な肌荒れ対策はありますが、根本的な解決方法は、夜勤のない規則正しい仕事に転職することです。
なかでもおすすめなのは、美容クリニックでの勤務。基本的に日勤帯のみの勤務形態のため規則正しい生活が送れる上、夜勤がある病棟勤務並みの収入が得られます。また、美容クリニックの施術を無料または割引価格で受けられるので、美肌を手に入れることができるのです。掲載求人情報No.1の美容外科求人ガイドで美容クリニックへ転職して、肌荒れとは無縁の看護師ライフを目指してみてください。
▽参照サイト
ハイチオール|エスエス製薬|公式
資生堂ホーム|1日でも早く治すには?肌荒れの原因とすこやか肌キープ術
美容外科求人ガイド|公式