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ヒアルロン酸注射、ボトックス注射で看護師が行う仕事内容とは

美容クリニックに勤務する看護師は、医師の指導のもと医療レーザー脱毛や手術介助、カウンセリングの他に、美容を目的とした注射や点滴などの医療行為を行います。
そのため、美容医療とは全く異なる領域から転職する場合でも、注射や採血などの技術を活かすことができるでしょう。

ただし、美容クリニックに訪れるお客様は“美しくなること”を願い訪れている事を意識して接しなければなりませんので、穿刺ミスによって皮膚に青あざを作ったりしてしまった場合、大問題となります。

一般の内科や外科では許されることでも、クリニック全体の評判に関わる事態となってしまいますので、細心の注意を払う必要があります。

美容を目的とした注射には、ヒアルロン酸注射やボトックス注射があります。
どちらも安全性が高く、副作用がほとんどないことが確認されていますが、肌の柔らかい部分に針を打つため、血管を傷つける恐れや炎症を起こす可能性も高く、体質や肌の状態によっては事前処置や内服薬の処方が必要になるため注意しなければなりません。

今回は、ヒアルロン酸注射、ボトックス注射の介助など、看護師が行う仕事内容について詳しくご紹介します。

ヒアルロン酸注射とは

ヒアルロン酸は、皮膚組織のうち真皮の部分に多く含まれており、主に水分を保持する役割を担っています。

30代を過ぎると、急激に体内のヒアルロン酸量が減少すると言われており、その結果、たるみや小じわが目立ちやすくなります。
ヒアルロン酸注射は、そのような部分に注射し、潤いのある肌へと導きます。

ヒアルロン酸注射は、主に表情に関係なくできてしまうシワ・法令線などに対して利用されます。
その他、涙袋をふっくらさせるプチ整形、バストアップにも用いられます。

注入方法や使用する薬剤、体質によって、効果の継続時間は3か月から2年などまちまちです。

ボトックス注射とは

ヒアルロン酸注射が、たるんだ皮膚をハリのある肌に導くのに対し、ボトックス注射は、眉間のシワや目尻の小じわなど表情を作る時にできるシワ(表情ジワ)の下層で過度に緊張した筋肉を弛緩させることにより、シワの軽減に繋げます。

ボトックス注射では、A型ボツリヌス毒素から抽出した成分を使用します。
元々、眼瞼痙攣や片側顔面痙攣などの治療薬として開発されましたが、現在では美容目的としての使用数が圧倒的に伸びています。

注射を行う際は、お客様と十分に話し合いを行い、注射部分を決定します。お客様が望むイメージを医師と看護師がしっかりと共有できることが、仕上がりを左右します。

その後注射部位の消毒をし、麻酔テープを貼って、10分ほど経過したら、痛みを軽減させるためにクーリングし注射をします。

ボトックス注射による副作用はほとんどなく安全と言われていますが、ヒアルロン酸注射と同様に永続的な効果を得ることはできませんので、定期的に注射していく必要があります。

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