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医療レーザー脱毛で看護師が行う仕事内容とは

医療レーザー脱毛は、厚生労働省が定める「医療行為」の一つです。そのため、医療レーザー脱毛は専従の医師が所属する美容クリニック等でのみ、施術が許可されています。

医療レーザー脱毛で皮膚に照射される光はエネルギーが非常に強いにもかかわらず、毛根部分にある黒い色素(メラニン)のみに届く特性があるため、周囲の皮膚へのダメージや火傷、色素沈着などのトラブルもほとんどありません。

敏感肌やアレルギー肌にも適しており、万が一トラブルが起きてもすぐに医師による適切な処置がなされるため、安心です。さらに、医療レーザー脱毛は、皮膚細胞の活性化やコラーゲンの増産、メラニン抑制などの副効果が得られること実証されていますので、美肌へ導く効果も期待することができます。

今回は、この医療レーザー脱毛で看護師が行う仕事内容について、ご紹介します。

医療レーザー脱毛の仕組み

医療レーザー脱毛は、数ある脱毛法のなかでも最も安全で効果的な脱毛法と言われています。レーザー光が黒色にのみに吸収される性質を活かし、効率よく毛の再生組織を破壊するのが特徴です。

皮膚に照射されたレーザー光は、毛根部の黒いメラニン色素を含む組織に到達し、毛の成長に関与する細胞(毛乳頭、毛胞幹細胞、毛母細胞など)の死滅に繋げます。

エステサロンで行われる光脱毛やフラッシュ脱毛では、光のエネルギーが弱く毛根部の細胞を完全に破壊することが難しいため、医療レーザー脱毛ほどの効果を期待することはできません。

医療レーザー脱毛における看護師の仕事内容、役割

医療レーザー脱毛における看護師の役割は、施術前後のカウンセリング、医師の指示内容に沿った施術および施術中の皮膚観察です。

施術中は炎症の有無などの皮膚状態を十分に観察することが大切です。必要に応じて照射量を調整するよう医師に相談するなど、トラブルを未然に防ぐ適切な処置を行っていきましょう。

施術前後の説明やカウンセリングも看護師の役割です。既往歴や服薬の有無、体質や生活環境などの確認は、施術を安全かつ効果的に行っていくために重要な情報となります。

また、施術における注意点や施術中のスキンケア、アフターケアについて説明を行い、不安な点や施術に対する要望についても細かく聴取しておくことも重要です。

また、医療レーザー脱毛は身体に変化を及ぼす医療行為にあたり、使用する機材類は医療機器に相当します。そのため、衛生管理や定期的なメンテナンスはもちろんのこと、常に安全に施術が行えるよう配慮していくことも求められます。

美容クリニックに入職する看護師の多くが、医療レーザー脱毛器を扱うことが難しいと感じるようですが、ほとんどの場合は研修期間が設けられているため、安心して技術を身に付けることができます。

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