ある下着メーカーの調べによると、バストにコンプレックスを抱えている女性は、何と9割もいるそうです。
特にバストの小さな女性の中には、豊かなバストに憧れている人も多いのだとか。
豊胸術はそんなコンプレックスを解消してくれる美容手術です。
様々な豊胸術の種類と、そのメリット・デメリットについてご案内します。
豊胸術にはどんな種類があるの?
美容クリニックにおける豊胸術は、現在、3つの方法が主流です。それぞれ詳しく見てみましょう。
コンデンスリッチ豊胸
コンデンスリッチ豊胸は、自身から吸引・採取した脂肪を遠心分離にかけて不純物を除去したコンデンス(=濃縮)脂肪細胞を注入する豊胸術です。
自分自身の細胞を使用しているため、安全性が高く、自然なバストのボリュームアップができることで、人気のある施術です。
シリコンバッグ豊胸
シリコンバッグ豊胸は、大胸筋の下に、シリコン液を注入したバッグを入れてバストを大きくする豊胸術です。
他の施術では難しい、大幅なバストアップができることが特徴です。
ヒアルロン酸豊胸
ヒアルロン酸豊胸は、その名の通りヒアルロン酸を大胸筋と乳腺の間に注入することによって、バストを大きくする豊胸術です。
体にメスを入れてまでは…と思う人が、少しバストを大きくするために受けるプチ整形の部類に入ります。
それぞれのメリット・デメリット
■コンデンスリッチ豊胸のメリット・デメリット
コンデンスリッチ豊胸は、自分の脂肪を使ってバストを大きくするため、他の施術法に比べて自然な形と触感が最大のメリットです。
死活・老化細胞を取り除いて無菌状態の健全な細胞のみを注入するため、しこりや壊死のリスクが少なくなります。
また、短時間で施術が行われるのに加え、術後のダウンタイムも少なく、体への負担が軽いのが特徴です。
しかし、しこりや壊死のリスクが全くないというわけではなく、脂肪細胞を吸引できる量が十分にないと理想の施術を行うことができません。また、他の施術法に比べて、施術費用がかなり高額です。
より詳しいことは、下記Webサイトをご参照下さい。
●THE CLINIC 公式HP|コンデンスリッチ豊胸(濃縮脂肪注入)
■シリコンバッグ豊胸のメリット・デメリット
シリコンバッグ豊胸は、挿入するシリコンの大きさによって、自分の理想の大きさを自在に選ぶことができます。
そのため、2サイズ以上のUPなど他の施術法ではできない大幅なバストアップが可能です。
その一方で、異物を体に入れることによって、高い確率でカプセル拘縮と呼ばれる拒否反応を起こし、バストが硬くなったり痛みが発生したりします。また、不自然な形や触感、乳がん検診に行けないなどのデメリットがあります。さらに、バッグが破損することによって、シリコンが漏れたり感覚異常が起きたり、というリスクも問題になっています。
最近では、シリコンバッグを取り出し、コンデンスリッチ豊胸を行う、という施術を受ける人も多いようです。
より詳しいことは、下記Webサイトをご参照下さい。
●THE CLINIC 公式HP|豊胸シリコンバッグ外来
■ヒアルロン酸豊胸のメリット・デメリット
ヒアルロン酸は元々人間の体にあり、しわ取りや鼻の強制などにも使われる、美容クリニックでは一般的な薬品です。
安全性が高いので、プチ整形と呼ばれる施術でよく使われます。
施術も30分以内に終了することが多く、体にメスを入れることもないので手術跡が残りません。痛みや腫れも少ないので、施術後すぐに日常生活が送れます。
ただし、ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうので、1~2年で効果がなくなります。また、安全性が高いものとはいえ、まれに拒否反応を起こすこともあります。さらに、注入された場所で被膜が形成され、しこりになってしまうケースも見られます。
より詳しいことは、下記Webサイトをご参照下さい。
●THE CLINIC 公式HP|豊胸ヒアルロン酸注入しこり外来
まとめ
理想のバストを手に入れることができる豊胸術。
様々な施術方法があり、それぞれにメリット・デメリットがありますが、信頼できるドクターの元で、慎重に施術を受けることが最も大切です。